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税務調査にも色々。(特別調査編)

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前回は国税局の資料調査課について詳しく述べたが、今回は税務署内にある特別調査班と機動官について

説明しようと思う。

特別調査班は、通常法人課税部門や個人課税部門などの賦課セクションの中の2部門に編成されている。

最近は、事前通知を行う場合も多いので、2部門の○○です、と「2部門」という単語を聞いた段階で

もしかすると、「特別調査班」(以後「特調班」)か?と警戒が必要である。

 

では、特別調査班とはどういうところか?

こちらは、端的に言ってしまうと「ミニ料調」といった言葉が当てはまる。

一般調査の部門と違って、特調班は、事前審理(=準備調査)を入念に実施し、調査着手前に、
 
 

・想定不正額

・その使途や留保先

・その他様々な情報


を事前に把握し、「不正」が想定されるので「事前通知」なしで調査に着手する。

次回、「機動官」というセクションを紹介するが、機動官や特調班が侮れないのは、前回説明した「料調」や

「マルサ」のOBがその中にチーフ格や次席で名を連ねているからである。
 
また、末席の調査官や、3席、4席の調査官は強いて言えば「料調」予備軍であり、署の中では選りすぐりの

精鋭で構成されているからである。

 

調査対象者の想定不正額や事業規模は料調よりは低くなるがポテンシャルや手法は料調と同一と

いっても過言ではない。

 

次回は「機動官編」です。

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