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税務調査にも色々。(一般調査編)

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「調査にも色々」もいよいよ最終回。
 
今回は、通常最も遭遇する確率が高いであろう、一般調査について説明してみたい。

一般調査とは、通常、税理士(委任をしている場合)もしくは納税者(委任をしていない場合)、に

「○月×日に調査におじゃまします」と事前通知があるのが一般的である。

もちろん、料調や、特調なども事前通知を行うことがあるので事前通知があったからといって

「一般調査」と決め込むことはできない。

ところで、一般調査は担当者がどんな担当者か?が非常に鍵を握っている。

というのは、一般調査を受けた際の調査の結果は担当者の人柄や力量によるところが非常に

大きいのである。

 

例えば、、、

【経歴】

・調査経験3年目の駆け出し「事務官」

・調査が解りだして来た、5年目の「調査官」

・特別調査班などを経験し、料調に行かず一般調査に戻った 上席調査官手前の、

「油の乗り切った調査官」

・調査経験年数10数年と調査の酸いも甘いも(!?)知っている上席調査官

・退官間際で、調査への情熱が過去のものとなってしまった上席調査官

など、経歴を大分すると上記の通りとなる。

また、

【調査官の性格や考え方】

・調査が嫌い(苦手)

・正義感が強く、使命感を持っている

・気が弱い

・アウトロー

などなど。。

ここまで書けばお判りでしょうか?

誤解を恐れず書いてしまうと、

一般調査は、かなりの比率で「担当者」のアタリ・ハズレが調査を左右するのである。

「油の乗り切った調査官」×「正義感が強い」

タイプが調査に来ると、、、

不正は絶対に許してもらえないが、ミスや見解の相違には非常に寛容である。

(しかし、不正はかなりの確率で見抜く。。)

「退官間際」×「調査が嫌い」

タイプが調査に来ると、少しの間違いを見つけて、いきなり「お土産」の話になる。。

あくまでも、例えばの話であるが、以上のような具体例となる。

ロシアンルーレットではないが、「前回」は軽く終わったのに「今回」は根こそぎ追徴をされた、、

なんてことが、あたりまえの様にあるのが「一般調査」である。

 

 

次回からよくご質問頂く、「調査の対象者」とはどうやって選ぶのかに触れてみたい。。

 

 

 

 

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